ペット霊園について
昔はペットが亡くなると、庭に埋葬したり、自治体に処理を頼む人が多かったようです。しかし、ペットブーム到来や社会環境の変化により、現在では、ペットが昔以上に大切な伴侶、かけがえのない存在、あるいは家族の一員という家庭が多く、「ペットロス症候群」という言葉が、今や当たり前の時代であり、ペットが亡くなると、あたかも家族が亡くなった時のように深い喪失感に陥るという時代です。
自治体の処理に関しても、その亡骸の扱われ方は、ほとんど「処理」という形になってしまうようです。ほとんどが、受付を通したあとに、「処理」と名の付く担当部課に回され、ゴミとして扱われます。つまり、飼い主の気持ちに沿った扱われ方ではないということです。
それまでは、「処理」だったのが、「弔う」という考え方へ、意識が変わって来たようです。
そのような中で生まれたのが、ペット霊園です。
ペット霊園とは、火葬によってお見送りを済ませた後に、お骨を保管・管理する所を言います。火葬と霊園を併設している所が多く、火葬後にそのまま霊園で供養する方が多いようです。火葬時に合同で火葬を行った場合には合同墓地、個別にて火葬を行った場合には個別のお墓もしくは納骨堂で供養するということになります。通常は、宗教・宗派を問いません。
なおペット霊園にも、希望すれば、初七日~百筒日、一周忌・三回忌等の法要などがあります。
以上のようなサービスがありますが、飼い主によっては、お骨を自宅に持って帰る方もいます。
ペット霊園の歴史を振り返れば、葬儀を行うとなると、お寺に頼むくらいでした。
しかし近年では、ペット産業の大きさに目をつけ、いろいろな業者が参入して来ています。土地開発業者、石材店、動物病院などです。
さらにいろいろなサービスが生れています。例えば、出張火葬サービス、僧侶を派遣してくれるサービスなどです。
365日24時間対応、フリーダイヤルで、電話相談を受付している所も多いので、問い合わせしてみると良いです。また、そういったサポート体制なら、安心感があります。
以上、ペット霊園の概要について述べて来ましたが、デメリットもあります。それは、費用が掛かるということです。
基本料金のほかに、維持管理費、供養代、お布施代などが掛かる場合があります。
様々なことを考えた上で、ペット霊園を利用することをお勧めします。